仲良くなるための活動もろもろ

人が仲良くなるための活動をしています。人の個性が大好きです。

MENU

男性がモテるために必要なスキルはたった一つ!『○○力があればモテる!』

〇〇力がある男性は間違いなくモテる。

「男は女性を話術で楽しませなければいけない」「どうせ男は年収」「ただしイケメンに限る
・・・なんてこと本当は全然ない~~!
そんなもん無くたって彼女は作れるわ!!
だって女子が本当に求めているものは別にある!!

実際に条件面でかなり厳しい婚活男子も、〇〇力を持っている人はみんなパートナーを見つけてご成婚していきました!
お見た目がややもっさりしていても、口下手でも、ご年収が低めでも、ご家族にご事情があっても、「それでもこの人はきっと相手が見つかる!!」と我々結婚相談所仲人が確信を持つ方々がいるのです。

そう、その方々が持っている、本当に女子が求めているものは何かというと
「対話力」です!!

 

対話力ってなんだ?

「はいはい結局コミュ力のことでしょ」
と思われた方、少々お待ちくださいませ。
対話力とは
「相手を笑わせる面白い話術」でもなければ、
「たわいもない雑談を流暢に繰り広げられる能力」でもないし
「女子の趣味にも合わせられる幅広い知識」でもございません。

辞書によりますと…
対話:双方向かい合って互いに話をすること

とのこと。ざっくりしています。
今回お話したい「対話力」とは、
とりとめもない「会話」ではなく、
結論を求めて意見をぶつけあう「議論」でもなく、
異なる立場や価値観を持つ他者と互いに理解を深め合う「対話(ダイアローグ)」のことでございます。

ダイアローグ:たんなる情報のやりとりではなく、異なる価値観を持つ話し手と聞き手とが理解を深めながら、互いに共感や意識・行動の変化を引き出し合う創造的なコミュニケーションのあり方を指します。

近年、組織における学びや創造、問題解決、ビジョンの共有などに有効なアプローチとして注目されているダイアローグですが、
モテる人はこの、対話(ダイアローグ)がとっても上手いのです!!

なぜ「対話力」があるとモテるのか

なんで対話力があるとモテるの?
①相手の価値観を否定することなく、話をよく聞くことができる
②相手があなたのことを、「自分の味方だ」「自分を理解してくれる」と感じられる
③相手の気持ちを理解したうえで、対立せずに自分の思いを伝えられる
④女性が「あなたともっと話したい」と感じる
⑤相手も自分もストレスなく、創造的な関係を築いていける

そう、対話力があるとモテるだけでとどまらず、相手と長期的な関係を築いていく事が可能なのです。

ちなみにここまでで、
「対話力?このブログは何を言いたいんだろう?(関心)」と感じるのが対話力がある人。
「対話力?そんなの出来てるよ何を言ってるんだ?(怒り)」と感じるのが対話力がまだない人です。

「対話力」ってどうすれば身につくの?

これから対話の方法について、具体的にご案内します。
U理論と言うマサチューセッツ工科大学のオットー・シャーマー博士が提唱する「対話がめちゃくちゃうまく行く理論」がございます。
私は婚活サポートに使い易いように解釈しているので、正しく理解するには、書籍を読んでくださいませ。こちらの書籍の評判が良いです。入門とありますが429ページあります。
Kindle Unlimited 会員の方は無料で読めます。

この理論が世の中に浸透したら、婚活カウンセラーとかいらなくなるんじゃない?
と思うほどパワフルなU理論でございますが、みなさまの幸せを祈ってご紹介させてくださいませ。

f:id:aoiao4042:20190304221727p:plain

U理論では人と上手く関わる方法について、7つのステップで説明がされます。

1.ダウンローディング
人は未知なもの、好ましくないものに出会ったときに、自分の経験に照らして解釈をする。

2.観る
頭の中で起きている混乱に動揺することなく、目の前の事象、状況、情報に意識がむけられている状態。

3.感じ取る
自分の過去の解釈を壊し、見えなかったものを観ようとする。

4.プレゼンシング
こだわりがなくなり、新たな解釈や考え方が湧き上がってくる。ここから未来が出現し、イノベーションが生まれる。

5.結晶化
新たな解釈や考え方を自分の感覚としてカタチにしようとしているプロセス。

6.プロトタイピング
試行錯誤しながらアウトプットするプロセス。

7.実践
新しいやり方、仕組み、習慣として実体化する。

一番重要なのが、1.ウンローディングです。

人は、自分の常識を覆す考え方や自分と異なる価値観プライドを傷つけられるような出来事について、自動的な反応として
「この人、分かってくれない!」
「この人、気が合わない!」
「この人、好きじゃない!」
と瞬間で決めつけてしまいます。

この自動的な反応をおさえるためには、

「人と人は違う物だ」と理解し、ジャッジすることなく
いったん「保留」をする事で、ダウンローディングの方向に進めます。

逆に、未知なもの、好ましくないものが目の前に現れた時に、「見ないふり」「批判」「自己正当化」をしていくと、誰もあなたに本音を話したいと思わなくなり「孤独」「破壊」に進みます。
逆U理論図で表すとこんな感じ。

 

f:id:aoiao4042:20190304222315p:plain

ただ、人は誰しも思い込みを持っています。
「見たことを信じる」のではなく、「信じていることを見たい」のです

よくある例として、「すっぱいぶどう」のように、ぶどうが手に入らないならぶどうに価値が無いと思いたくなります。
(心理学では「不都合な真実」「認知的不協和の解消」などと言います。
例えば喫煙者の方が、「タバコは体に良くない」「でもタバコはやめたくない」と自身の中で矛盾する欲求があると、それを解消するために「喫煙者で長寿の人もいる」「交通事故で死亡する可能性のほうが高い」「ストレスを和らげるので一概に体に悪いとは言えない」という説を信じやすくなります。)

人はみんな誰しもが思い込みを持っていて、それ自体は良いことでも悪いことでもありません。
また全ての思い込みを手放さなければいけないわけでもありません。
そういう時は心理学の基本、「自分が本当はどうしたいのか」を基準にしましょう。
もしも「異性にモテたい」「人間関係で孤独を感じている」のであれば、思い込みを手放す事で新たな世界が見えてきます。

http://robotjinji.com/blog/wp-content/uploads/2017/03/U%E7%90%86%E8%AB%96%E3%80%80%E5%85%A8%E4%BD%93-1024x744.png

図はすべて、U理論の入門の入り口 前半 | 3倍の利益を生み出すチームをつくる方法さんからお借りしています。

 

そのためにも、1.ダウンローディングで、逆U「盲目状態」ではなくU「保留」に進みましょう。

「保留」ができれば、次に新しい出来事が起こります。
その時に大事なことは、未知なものへの不安や嫌悪感を手放す事です。
そして、「観る」
今まで見えなかったものを「感じ取る」
あとは、「プレゼンシング」が起きることを、湧き上がってくるのを待つだけです。
自然とこだわりがなくなり、新たな解釈や考え方が湧き上がってくる。ここから相手との関係をうまく築ける、そんなタイミングがやってきます。

U理論の説明としてはこんな感じです。
いかがでしたでしょうか?

今回あえてキャッチーなタイトルにさせていただきましたが、
「対話力」を身に着けると、モテるし人間関係に悩む必要がなくなるし、自分も相手も幸せにできる素晴らしいものなのでどうか広まりますように。

まだまだ私も「盲目状態」の部分は多いですが、「保留」に移行するものが増えれば増えるだけ、色々なことが楽になり、うまく行くようになっています。
理解するには抵抗感のある話かもしれませんが、いったん保留していただけたら嬉しいです。

 

今後も「対話力」「U理論」についてブログやイベントなどでお伝えさせていただくと思います。
みなさまに「プレゼンシング」が起きる事を応援します!

 

**
受け止め方を変えてねと言われて、「いやいや今無理です!」って思う人につきましては、もう十分頑張っているからなので、
変わることについて身構えるのは当然で、その理由は自分が自分の思っている以上に傷ついているからです。
変わるのが苦しい場合は自分を自分で肯定する事が先。「自分の楽しい」「好き」「これをしているときは一人でも孤独じゃない」という物を楽しんだり、自分が貢献できるコミュニティや個人と関わったりすると、元気に変わる余力が出てきます。

それについてはまた別の機会に。