「結婚相談所は、どうしようもなくなったら入るね」→どうしようもなくなったら、どうしようもなくなった人としか会えないです
後悔している話。
婚活カウンセラー青井です。
本日は、謝りたい事があって、筆を執りました。
二年ほど前、とても大切な事なのに、本心を伝えられなかったことがありまして・・・。
あるイベントでお会いしたFさん(女性)、私が結婚相談所で働いていることを伝えた所、恋愛話を聞かせてくださいました。
「結婚はしたいと思っているんだけど、なんだかぴんと来ないです。過去も色々と付き合ったり、同棲したこともあるけど。結婚までは進まなかったり、長続きしなかったり。」
「最近も、出会う男の人自体は多いけれど、良いなって思う人はいないですねー。」
「いい男の人っていないですよね~。」
「結婚はしたいので、もし本当にどうしようもなくなったら相談所に入ります」
それを聞いた私は、(思うことはあるけれど、求められてないことは伝えるべきじゃないかな…)と結局何も伝えられなかったことが、ずっと気になっていました。
本当はお伝えしたかったこと
Fさんの話を聞いたとき、「あまりいい活動方針じゃない気がする・・・けど何をどう話していいか分からない・・・」という気持ちで、うまく言えないことに課題感を持っていました。
もし今お話しすることが出来るなら、改めて、結婚相談所の現場からお伝えできる事があります。
婚活の真実
「自分がどうしようもなくなったら、どうしようもなくなった人にしか会えない」
婚活して出会える人は、自分に釣り合っている人だけ。
婚活は、「この人はこういう人と会える」という、相場感が決まっています。
素敵な人と会いたいなら、自分が素敵である必要がある。
どうしようもなくなってからじゃ遅いんです・・・!
自分にとっての「いい人」を分析する
ご自身が「自分のことを理解している+自分にどういう人が合うか知っている」場合、一人目の紹介の方と意気投合してベストマッチして、そのまま結婚する方も多いです。(相談所によりますが、会員様と紹介する会員様、どちらも人柄を知っていて紹介するので、このお相手が隣に並ぶとぴったり!な方を探すことが出来ます)
『お付き合い経験は豊富だけど、誰もぴんと来ていない方』は、多分、自己分析がうまく行っていないので、自分にとっての「いい人」を知る自己分析をお勧めしたいです。
改善策のご提案
周りにいい人がいない、相手のこういうところが嫌、というモードに入っているときはきっと相談所に入っても「ろくな男がいない」と思うことと思います。
もしそれが苦しくて改善したいと思うなら、例えば
・自分に自信がないから人に完璧を求めてしまう人
→自信がないのはなぜでしょう?自分の魅力に気付いて受け取ることで、楽になるかもしれません。
・自己嫌悪が強くて、相手にも悪いところばかりを見てしまう人
→自己嫌悪が強いと、気持ちセンサーがいつも「良くないこと」に向いています。普段の気持ちセンサーをご機嫌に保つだけで、人の嫌なところが気にならなくなります。認知行動療法でも科学的に実証されている、自分のエネルギーが上がるような活動をすることをお勧めします。
・自分が正しいという思いが強すぎて、相手が間違っていると思う人
→「自分が正しいから相手が間違えを治すべき!」という、勝ち負け、完璧主義、どちらが正しさの争いから降りると楽になるかもしれません。間違っていたって悪くないし劣っているわけでもない。治す必要もない、ただそういうところがあるって気づくだけでいいのです。
ご注意!
ただ大切なこととして、やたらと「自分を変えなければ!相手を見つけられない!」と思い込みすぎないで頂けたらと存じます。
もちろん自然に「好き」という感情が芽生える異性に巡り合える事もあります。
特にまじめな人ほど、自分を変えなきゃと思いがちです。えてして「自分はこんなところがダメ」と思っている人は、本当は問題ないことが多いです。
「どうしようもない人」なんて存在しない
どうしようもないって、思う事はあるかもしれません。
「どうしようもないって思う状態」になると、自分のことも他人のこともどうしようもない人って判断するモードに入るので、結構苦しくなりがちです。
婚活中は知らず知らずに精神的に追い詰められてしまい、視野が狭くなってしまうこともあります。
素敵な出会いをするために、まずは自分を救っていきましょう!
そんな感じで、もし自分の「思い癖」が強く困っている場合・苦しい場合は、青井が生きやすくなるお手伝いをしております。ご活用いただけたら幸いです。ではでは。