仲良くなるための活動もろもろ

人が仲良くなるための活動をしています。人の個性が大好きです。

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【カウンセリング体験】すぐに自分が嫌われているから仕方ないって、すぐ逃げたくなるんです。自分の認知のゆがみに気付いた話。

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元メンヘラ的には大分落ち着いたと思っていたのですが
世間的にはまだメンヘラ範疇らしい。

どこでカウンセリングを受けようか散々探し回りました。
カウンセリングサービスのまとめについてはこちら。

 

プロ心理カウンセラーの無料電話カウンセリング

カウンセラー学校として有名な、神戸メンタルサービスさんで、カウンセリングを受けてきました。

カウンセリングは、電話で1回45分。

一人のカウンセラーさんにつき1回のみ、初回無料。
その後指名をしたい場合は、4回セットで¥12,000。

1回45分悩みを聞いてくれて、提案型カウンセリングをしてくれます。

 

被害者意識を変えたい

初めてのカウンセリング、相談したいテーマは大量にあります。
その中でも今一番どうにかしたい!と思っているドキドキ第一回のテーマは「被害者意識」。

何かうまく行かないことが起きたときに、「自分はこう思って頑張ったのに、なんでうまく行かないんだろう」「なんでわかってくれないんだろう」「嫌われているのかな」「実は迷惑だったんじゃないだろうか」という思考の流れで、拗ねて逃避して心のシャッターを下して人間関係を失う、ということを定期的に繰り返しているのです。

ダメパターン!よろしくない!

カウンセリング体験

やさしい雰囲気でゆっくりお話しされる女性カウンセラーさんが担当してくれました。お子さんがいる年配の女性とのこと。(予約時に教えてもらえます。こういう人が良いと指名することも可能)

ひとしきり挨拶をした後にカウンセリング開始。

 

私:被害者意識を持ちがちで、それを変えたいと思っています

カウンセラー:それは、いつごろからですか?

私:子供のときからかもしれません。というか子供の時は、父から怒鳴られることが多く、そういう時に、『自分は被害者ぶっているだけ、悲劇のヒロインぶっているだけなのでは。それではこの状況はむしろ希望通りなのでは』と、悲しいんだか何だかわからない気持ちで過ごしてきました

カ:そういう時にご家族はどういう風にしていましたか?

ご兄弟はいますか?長女でしょうか?と、長女であることを当てられる。
「長女で要領よくないんですよ~」と伝えた所「長女は要領よくなくて当たり前よ~!!」と肯定しつつ笑い飛ばしてくれて、少し明るい気持ちにしてもらう。

①被害者だったことを認める

カ:被害者意識を変えたい時に、一番初めにやってもらうことは、「被害者だったことをきちんと認めることです」。そしてその上で、その時小さな頃の自分が精いっぱい頑張っていたことを褒めてあげてください。

そのとき頑張ったことで、何を助けていましたか?

その時の子供の自分になんて声をかけてあげますか?

私:今思うと、もっとうまくできる方法はあったんじゃないかなと思います。

カ:それはそうですよ~今ならこうできる、って思うことでも、子供の時はその時なりに一生懸命頑張っていたのよ。愛していたから「もっとお母さんを幸せにしたかった。もっとかばって欲しかった。もっと分かって欲しかった。もっと見てほしかった」。お母さんにも「ありがとう、あなたのおかげで助かったよ」って言って欲しかったですよね。

②甘え上手になる

 カ:大人になってから、被害者になったと思ったのはどんなの時?今回被害者だと思ったのはいつ?

私:会社の方針が納得いかなくて。そのことで上司ともうまくコミュニケーションが取れなくて…。

カ:お父さんとうまく行かなかった人は、上司との関係に影響が出ることが多いです。それを「権威との葛藤がある」と心理学で言います。
家庭内で権威のある人との関係が良くないと、大人になっても権威のある人の前だと、萎縮したり闘争心を持ったり上手く関わることが出来ない影響が出ます。
子供の時に頼りたい時に頼りたい人に頼れなかったから、自分がしっかりしなきゃ、何とかしなきゃ、自立しなきゃ、特に長女に多いです。大人になっても、甘えないで自分で何とかしなきゃと思うのよね。
お父さんへの諦めが、自分を説明することの諦めになっていて。本当は、分かって欲しい!って気持ちが一杯なのに、それを言うのは甘えだと思っているから、苦手だし遠慮しちゃうんですよね。

③「甘える事」のイメージを見直す

カ:甘え上手な人を見ると、どんな気持ちになりますか?

私:正直、嫉妬というか羨ましいというか落ち込むというか、モヤモヤします。

カ:それはシャドウで、そう感じる
甘えることについてですが、「30歳までは、一人前の自分になろう!人に頼らず大人になろう!」と頑張る時期なの。でも「30歳以降は、人に頼ってあげて、人の才能を活かす」という段階に入るから、今はその切り替え店が来ているので、楽しみですね。

自分が一方的に上司に甘えるのではなく、上司も部下も関係なく、みんな協力し合える人として扱って「ほんとは私、こうやりたいんですよね~、どうにかなりませんかね~」って相手の才能を引き出すの。

脱・権威との葛藤

「権威との葛藤」という名前をいただいて、とっても腹落ち。
世間でもメジャーな困りごとのようで、対策も色々ありそうです。

先生や上司につい反抗したり、自分が上の立場になるのがとても苦手だったりが、ここに紐づいていそうです。

改善策として、自分が権力を手に入れるように筋肉をつける!とかもあるらしいです。
私の取り組みは「筋肉を付けること」「人とうまく協力し合うこと」になりそうです。すっきり!!

 

「話しにくい話だと思いますが、聞かせてくれてありがとうございました。」とカウンセラーさんが閉めてくれて、45分でここまで話を聞いて、提案をしてくれる・・!プロカウンセラーすごい!!

本とかで知識は学んだつもりでいることも、実際に話を聞いてもらって、場を作ってもらったうえで、ベストタイミングで必要なことを言ってもらうと、とても効果的。

カウンセリングについて、良い結果が出たカウンセリングの要因を調査した研究があるそうで、
要因として「カウンセリングの手法」は15%ほどしか影響はなく、その2倍以上影響する要因は「クライアントと信頼関係を築けているか」らしい。受けてみると、実感として確かにそうだな、と感じました。

カウンセラー側だけでは気づけていない大切なことを沢山感じさせて頂きました。

*クライアントの考えを否定せずに、でも明るく、「みんなそうであること」「良い意味付けをしなおすこと」で、気持ちが軽くなることを体感

*共感性を高め、言語化が苦手な部分を手伝い、その時の感情につながろうとする

*お悩みポイントをクライアントがしっくりくる言葉で言語化しなおすと、思考の転換ができる。素敵すぎる

圧倒的な専門知識と場作り力に感動し、二重三重にためになる経験をさせていただきました。