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【カウンセリング体験】「人も自分も受け入れたいのに、仲良くなれない」→自分の思い込みを破壊して本当の願望に気付いた話。

カウンセリング体験談の第3回。 
第1回は「被害者意識を変えたい」、第2回は「お金との付き合い方」。
今回は、「人と仲良くしたいのに仲良くなれない」

 

自分も人も好きになりたい

困っていること

自分のことも人のことも好きになりたいのに、受け入れるのが下手で困っている。
自分のことを受け入れてないと、人に安心して相談してもらえない。
ちょっとしたことで人の事を苦手だと思ってしまう事に悩んでいる。
自信があるわけでもないのに、自分の価値基準で物事をジャッジしてしまいがちな気がしている。

どうなりたいか

包容力があって人に信頼してもらえる人になりたい。

カウンセリングを受けた方:女装家セラピストクノタチホさん

米国NLP協会認定トレーナー・内閣総理大臣認定NPO認定心理カウンセラー1級を取得している女装家セラピストさん。
自分の取り扱い方を変えるプロフェッショナル。
男100人・女100人との豊富な恋愛・SEXの経験を元に、SEX、恋愛、結婚、離婚、不倫など3000人以上の異性関係の改善しているそうです。
なんだかきらびやかな肩書とお写真の雰囲気に、私が相談をしていいか不安もありつつ、私の知らない世界を知ることが出来そう!と勇気を出してお願いしました。

女装家セラピスト クノタチホの部屋

カウンセリング内容

カウンセリング

傾聴と質問の繰り返しで、悩んでいることがするする引き出されていきます。

クノタチホ先生
「困っていることについて、具体的なエピソードを教えてもらえますか?
 それが出来るようになったらどんないい事があると思いますか?」

「なかなか人を丸々受け入れられなくて・・相手を信頼しないと相手に信頼してもらえないし、その在り方ってバレちゃうと思うんです。出来るようになったら相手に信頼してもらえる気がします。」
クノタチホ先生
「具体的に、苦手と感じたエピソードを教えてください。」
「苦手と感じた理由はありますか?」
「苦手だと思ったきっかけは過去にありますでしょうか?」

「具体的なエピソードだと・・印象にある会員様で、割ときらびやかでプライドが高い方で、苦手だと思いました。」
「お化粧がばっちりでハッキリ物事を仰る方で、苦手と思っちゃいけないと思うのですが怖いと思ってしまいます」
「きっかけは・・・中学校に入ったときに、スクールカーストの高い女子に、小学校では普通に会話していたクラスメート男子と会話をしていたら、男と話してるんじゃねぇよと言われてから、華やかできつそうな女性が怖いし、女性の前で男性と話すのも苦手ですね・・・」
クノタチホ先生
「じゃあ今までで、きらびやかでスクールカーストが高くていい人はいましたか?美人で良い人は?具体的なエピソードはありますか?」*1 一般化

「美人でいい人は普通にいると思います。きらびやかでスクールカーストが高くていい人もいた気がするけど、私は友達が少ないので具体的にかかわったエピソードはちょっと思い出せないです」

クノタチホ先生
「じゃあ、青井さんが包容力があって相手に信頼されるようになったら、どうなると思いますか?」
「じゃあそれが出来るようになったらどうなると思いますか?またはどんな良いことが起こると思いますか?」
「じゃあそれが出来るようになったら?」*2 メタアウトカム
以下、同じように掘り下げ続けられる

「出来るようになったら、自信がつく→すると、包容力がつく→イベントに来た人がより楽しんでくれると思います」
クノタチホ先生
「その回数や規模がもっと広がる感じで。どんなことを感じますか?イメージしてみてください」

「指名でお願いされるカウンセリングが増えると良いなと思います→すると、ブログでよりカウンセリングに来てくれた人の心に迫るような内容を書けたらいいなと思います」
クノタチホ先生
「それはどうしたらうまく行っているかわかると思いますか?」

「えっと、人に心を開いてもらったようなフィードバックがもらえたり、アクセス数が増えたりでわかる気がします」
クノタチホ先生
「そうしたら、身体がどんなふうに変わっていそうでしょうか」

「暖かい気持ちでブログを更新していると思います」

カウンセラーさんより、フィードバックとカウンセリングテクニックについて

物事にうまく取り組めない、物事がうまく行っていないときは、ゴールの入力がうまく行っていない時です。
今回は(*2)メタアウトカムという技法を使って、「それが叶ったらどうしたいですか?」「どんな良いことがありますか?」と何回も重ねて考えてみると、本当は何を求めているのかが分かります。
それが叶ったらどうなるか?話している中で、身体の感覚が変わりませんでしたか?(確かに、カウンセリングに来てくれた人の心に迫るという話し辺りから、悩んで閉塞感を感じている身体感覚に変化があって、開けた暖かな身体感覚を感じました)
「話せる人の幅を広げたい」は、青井さんのゴール設定として、正しい目的ではないんです。
発信して共感してほしい」が本当のゴール設定なのでしょう。
「願いが実現したら、成功したら自分はこうなれる」「成功したら自信がつく」というのはウソです。自信がないからうまく行かない。本当はただ自信が欲しいだけ。でもその状態で何かを手に入れても、別に自信なんかつきません。

そしてさっき話している中で体の感覚が変わった様に、達成していなくても、その身体感覚は持てるんです。その身体感覚を持ってやりたいことに取り組むことが大切です。

こういう仕事をしていると、発信して共感してもらうのは嬉しいですよね。
「あなたにしか打ち明けられないの」と言う共感してくれる人が沢山出来たら、どんなことがしたいですか?こんな風になりたいなと思う人はいますか?

(*1)一般化という考えがあって、過去の経験から、皆何かしら一般化しているものがある物です。
今回きらびやかな人が怖いという青井さんに、「過去に、きらびやかでも良い人はいましたか?」と質問してみました。
例えば「お金持ちは嫌い」という人は、過去にお金持ちを嫌になった経験があるし、中国人観光客が嫌という経験を持っている人もいます。
でも嫌な人もいればいい人もいるのが当たり前ですよね。
そういう時には、「じゃあ逆にいい人はいました?」って聞いてみます。思い当たるなら、いい人も見つけたいと思っているし、いないと思うなら見つけたくないんです。都合が悪いので。
私自身(クノタ先生)は、「ヘビメタが好きな人はダサい」という偏見を持っていて、でも別にイメージを変えたくないからそのままでOKだと思っています。音楽イベントに行くことも多いからそれで喧嘩になることも多いんですけどね。

「それを変えると何かいいことあります?」「どんないいことあります?」っていうのは考えてみてください。
本当の願望と、そうでないといけないと言う考えは、区別がつかない分かりにくい物なので。だからこそ、達成出来たらどうしたいの?と自分に何度か問いかけてみてください。

感想 

「本当の願望」と、「そうしないといけない」って、本当に分かりにくい。結構悩んでいたのにゴールが間違っていた疑惑です!ゴール設定を人に手伝ってもらって見直すのって強力・・!
メタアウトカムの技法は、理屈は簡単だけど、実際に受けてみて自分の思い込みを破壊されると物凄く強力でした。屈服いたします。
(メタアウトカムでググると手法がたくさん出てきます)

NLPに学ぶ1年後に違いを生みだす3つのポイント - NLP-JAPAN ラーニング・センター

私ったら、人と仲良くなりたいとか言ってたけど、ただ自分が知ったことを発信して共感して欲しいだけだった。理解してほしいのか!なるほど!
「気の合う人と延々話したい」「好きな人と一緒に何か発信したい」それだけっぽい。

おまけ

ボリュームが凄かったので、先生にいただいた他の言葉はここに置いておきます。
・会話していて感覚人間か理屈人間かがわかる。エピソードを話して貰うときに、経験の中身を集中して話す人は感覚人間。前後6時間くらいも説明として話す人は理屈人間。
青井さんは理屈人間寄りなので、きらびやかな所謂ケバい人が苦手なのでは。感覚で動いている人が理解できなくて怖いのでは。動物とか子供が苦手な人も多い。
理屈人間は思考して行き詰ったときは身体感覚を大切にして、「体を気持ちよく、心地よくする」こと。行き詰ったときに心理学とか恋愛カウンセラーの本を読んでネタを探さないこと。楽しい漫画とか読んだほうが良いよ。なりたい感覚をゴールにすると開ける。
・変わった人と仲良くなりたいって言うけど、どのポジションで?一緒に居たいのか、認められたいのかは考えておかないと苦しくなるよ。
変わった人と一緒に居られるのは普通の人。
バンドとスタッフみたいに、明石家さんまさんと村上ショージさんみたいに。傍にダウンタウンは置かないでしょ。
某有名カウンセラーさんといつもいる側近の女性はとっても普通の人。でも自分のポジションに悩んでカウンセリングに来たりしたよ。
でも面白い人同士は数年に一回しかコラボできない。どっちを目指したいか、考えてね!

 と、ここまで膨大に憑き物を落としてもらって、一時間ぴったりでした!!
すごい。。。!!!世界が変わって人生変わります。京極堂(小説)的パワフルさです。